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ハイストレス

「実際の戦闘はどんなんだろう?」
「こんなに楽ではないだろう」
と、想像しながら行動するのと、想像しないのとでは大きな差が出来ます。

「道具を忘れてきました」
「周りを見ていませんでした」
「確認をしませんでした」などが通用しない世界。
しくじれば「死」という結果が現れるような環境の下では、
人の能力のポテンシャルを上げておくことが重要です。

まず、命懸けの行動においてストレスがないという状況はありえません。
作戦行動中は自らのコンディションによって大小様々な不快要因が現れますし、
人間ではどうすることもできない過酷な自然環境に身をさらすことになったり、
知能・体力・技術などが自分たちよりレベルが高い敵を相手にする可能性もあります。
撃つものがいれば撃たれるものもいる。
生があれば死があるといった真のリアル主義・・・「戦いにおける生死の平等」を認めることが必要です。

「戦闘において生を得る」という目的を達成するには、
あらゆる不利的状況を想定して
自らのスキ・不安要因・失敗する可能性を排除しておかなければなりません。
また、数限りない危機的状況を想定した一連の訓練内容で錬度を上げていくと、
「考え方」や「動き」に説得力が生まれてきます。

どんな状況でも自らの体力・技術・思考がいかんなく発揮できるように、
思いつく限りの準備、対処、対策などを日々重ねて、
最終的には「あれだけ訓練したのだからやられても仕方がない」といった
自らが納得のできる「心身の在り方」になるために、ハイストレス下での訓練が必要なのです。


by HOSOKAWA

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↓この瞬間、訓練生の心理状態が興味深いところ





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[ 2009/10/23 00:00 ] レクチャー | TB(-) | CM(-)

座談会

先日、某所での座談会形式のお話会?親睦会!?が無事に終了いたしました。

今回の座談会はプレ的要素もあり告知はあまりせず、親しい友人、同じ職場の人々、
よく行く飲み屋さんやバーの店員さんやお客さんなどを対象にフライヤーを配ったくらいでした。
果たしてどのくらいの人が集まってくださるのかやや不安でしたが、当日は10人前後集まって頂いて、
ゆとりある空間でお互いの距離感が程良い座になりました。
面識のない新規の方も来て下さって本当に嬉しかったです。



初めに軽く自己紹介から始めて、
冒頭の主な話題は「私の外人部隊入隊動機」からでした。

「入隊場所はどんなところ?選別はどんな感じ?」
「入隊直後のカルチャーショックとは」
「他の外人部隊兵の入隊理由」
「ソマリアで地雷を踏んだ話」
「外人部隊単位での作戦活動と国連多国籍軍においての部隊活動の命令系統の違い」
「マスコミの情報操作によるTVで流される映像と、実際の紛争地との違い」
「サバイバルで本当に頼れるモノ、心の在り方とは??」
「今、現時点での生きている実感とは」
などなど・・・後で思いだせないくらいの話題を詰め込めるだけ詰めました。

今回の座談会の目的の一つである、お客さんからの質問や意見も出されました。

中でも印象に残っているのが、初めてお会いした女性の方からの質問で、
『人を助けるレスキュー活動』と
『人やモノを対象とした破壊工作活動』との間にある価値観の齟齬(そご)や葛藤について・・・
これはなかなか興味深い質問で驚きました。
なかなか感性が鋭い方だったので、いつの間にか座は盛り上がっていきました。

また、「今、現時点での生きている実感とは」 をテーマに話しをしているとき、お客さんの一人が
「あなたにとって『今現時点での生きている実感とは』何ですか?」 と質問をされてきたので、
私は「人との関わりで自分がいる」という考えを述べたところ、
それに対して共感して下さったお客さんがおられたことが何よりも救いでした。

「はっ」と気付いて時計を見たら、ちょうど終了時刻。
あっという間の2時間でした。
座が終わり、初対面のみなさんが打解け合って和やかに帰られたので「ほっ」としました。


反省することも多々ありましたが、次に繋げるためにも更に向上する材料にしたいです。
今回は会場の関係もあり、実際の戦術テクニックや下世話なエピソード、外人部隊時代の面白い人々、
好きなアクション映画や俳優の演技、効率のいい身体の動かし方・・・・
などなどほとんど話せませんでしたが、次回の座談会ではもっとバラエティーに富んだテーマで、
実際にアクションや表現を交えながらお話しできればと思います。


aesでは私の従軍経験に基づいた講義講演なども行っておりますが、
このような座談会形式なお話会・親睦会もございますので、開催の際は是非お越しください。


by HOSOKAWA

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[ 2009/10/12 00:00 ] 報告など | TB(-) | CM(-)

基本

こんにちは。
aes代表のHOSOKAWAです。

ある人と話の流れで、「どうゆう風に本物の銃って撃つの?」とトイガンを渡されたことがあります。
「ん?」っと手に取り何気なく私が撃つ構えをしたところ、トイガンが本物の銃に見えたそうです。
私自身は「ホンモノの銃を扱っているんだ」という腫れものに触るような慎重な意識はなく、
トイガンを握った瞬間に自然と身体や心の在り方が反応し、
従軍経験で身につけた体勢や所作・眼つきなどからそう見受けられたのでしょう。

「そのポイントがどこにあるのか伝授しましょう」
と言うのが、aesを設立した動機の一つでもあります。

では、そのポイントはどこにあるのでしょうか?

・反動や重さを制御しつつ、バランスを取った体勢
・脇の締め方、安定したグリップの握り方
・視野を広く、両目でとらえた標的に対する安定した視線運び
・・・などなど

これらは当たり前のことかもしれませんが、出来ているようで出来ていないものです。
何事においても基本は重要です。
aesでは、本物の銃を扱っているように見えるスタンスを伝授しています。
それはスマートかつ、的に当たり易い合理的な撃ち方でもあります。


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これからもこちらのブログで、
レクチャー内容の紹介やお知らせ等々、随時更新していきます。

では、また。






[ 2009/10/01 00:00 ] レクチャー | TB(-) | CM(-)